蝶番
蝶番とは、開き戸・開き蓋などの開く建具を支え開閉できるようにする部品です。丁番とも書き、慣用的に「ちょうばん」とも読まれます。ヒンジとも言われます。
材質は、鉄製、ステンレス製、真鍮製、アルミ製、プラスチック製などがあります。
蝶番の種類
- 平蝶番
- 一般的なもの
- 抜き蝶番
- 軸部分が分割されていて、扉を取り外せるもの
- 裏蝶番(隠し蝶番)
- 制御盤などに使われるもの。溶接で取り付けることが多く、扉の開く角度に制約があります。
蝶番の取り付け方法
- 蝶番ボルト留め
- 箱とフタの内側にナット等を取付けるか、板にネジを加工して蝶番(ヒンジ)を留めます。
フタを外すことが出来るため、メンテナンスは容易ですが、反面いたずらや盗難の可能性があります。
フタと箱内面にボルトやナットが飛び出しますので、選択いただけない形状があります。 - 蝶番溶接留め
- 費用的には一番安価ですが、フタと箱を外すことが出来ません。
フタと箱内面に突起物が無いのでどのタイプの組み合わせにでも選択できます。 - 裏蝶番
- 外面に何も見えないのですっきりと仕上がりますが、小型の箱には取付ける事が出来ません。
またフタの開く角度が90度程度で制限されます。