ステンレスボックス・ケース・箱を作ります(ステンレス、アルミ等でオリジナル仕様の箱製作)

ステンレス・アルミ・

金属ボックス、ケースについて

当サイトのオリジナル金属ボックスで使用する材質や仕様について、簡単にご案内いたします。

扉・蓋の仕様について

蝶番

蝶番とは、開き戸・開き蓋などの開く建具を支え開閉できるようにする部品です。丁番とも書き、慣用的に「ちょうばん」とも読まれます。ヒンジとも言われます。
材質は、鉄製、ステンレス製、真鍮製、アルミ製、プラスチック製などがあります。

蝶番の種類

平蝶番
蝶番一般的なもの
抜き蝶番
軸部分が分割されていて、扉を取り外せるもの
裏蝶番(隠し蝶番)
裏蝶番制御盤などに使われるもの。溶接で取り付けることが多く、扉の開く角度に制約があります。

蝶番の取り付け方法

蝶番ボルト留め
箱とフタの内側にナット等を取付けるか、板にネジを加工して蝶番(ヒンジ)を留めます。
フタを外すことが出来るため、メンテナンスは容易ですが、反面いたずらや盗難の可能性があります。
フタと箱内面にボルトやナットが飛び出しますので、選択いただけない形状があります。
蝶番溶接留め
費用的には一番安価ですが、フタと箱を外すことが出来ません。
フタと箱内面に突起物が無いのでどのタイプの組み合わせにでも選択できます。
裏蝶番
外面に何も見えないのですっきりと仕上がりますが、小型の箱には取付ける事が出来ません。
またフタの開く角度が90度程度で制限されます。

扉を閉めたままにする機能

平面ハンドル
平面ハンドル平面ハンドルとはボタンを操作することにより、止め金を動かすことができます。
配電盤・分電盤に多く利用されています。鍵付きがあります。
L型ハンドル
4L型ハンドルエル型ハンドル(L型ハンドル)とは、キュービクル、配電盤・分電盤で使用されている最もポピュラーなハンドルです。ハンドルの形状がLににているため呼ばれています。
鍵付きがあります。
パッチン錠
工具箱や旅行かばんなどに取り付けられていることが多く、通常は蝶番と反対側に取り付けられており、片方を突起に引っ掛けてレバーを倒すことにより蓋や扉を開かなくする機構となっています。
キャッチクリップ
スプリングによる締付力があるパッチン錠です。あらゆる機器に幅広く使われています。
マグネットキャッチ
扉を磁石で開かないように止めるものです。
ローラーキャッチ、
ボールキャッチ
扉を金属やプラスチックの弾性を利用し止めるものです。
鍵(コインロック)
コインロックとは錠前のスペースが広くとれない自動販売機や精算機、商業用ゲーム機などのコインを扱う機器に設置するために開発された錠前です。
ローレットつまみ
脱着容易なねじとして使われるだけではなく、小扉や蓋などの取手としても利用できます。

その他の仕様

パッキン、ゴム脚等

パッキン
パッキン水や埃の侵入を防ぐために取り付けます
合成ゴム、塩化ビニル、フッ素系ゴム、エチレンプロピレンゴム、シリコンスポンジなどがあります。
箱の形状やサイズにより使用できない材質があります。
ステー
ステー扉や蓋を一定の角度で保持するための金具です。
急激に閉まらないようにする機構のことで、大型の箱に利用されます。
小型の箱の場合はトルクヒンジ(急に閉まることを防ぎ、ゆっくり蓋が閉まる)を利用することもあります。
窓枠
アクリルやガラスをはめ込み、箱の内部を見るために取り付けます
グロメット
グロメット穴の縁が鋭利な場合は、穴に通す物を傷つけないように保護する目的で使われます。
箱内部に電線など通す場合に使用します。
ナットサート
ナットサート板材に挿入し、専用のツールを使用してかしめます。
母材の片側だけで作業を行えるので、通常のナットでは手が届かない場所にも使えます。パイプなどにナットが必要な場合に使用します。
スタッドボルト
スタッドボルト溶接するスタッドは、専用機で金属板に直接ビスを溶接します。
材質は軟鋼・ステンレス・アルミ等各種あります。熱影響が少なく薄い母材にも溶接できます。
ゴム脚、キャスター
ゴム脚箱の底面に取り付け、床面の保護や移動のために使用します。

Copyright © 2009 Ohta Sangyo Co.,Ltd., All Rights Reserved.